外壁塗装、防水工事は、お客様が確認しづらいという性質を利用して、手抜き工事が多発しています。塗装工事に関する法律が整っていないため、たとえば塗料を薄く塗ったり、メーカーが指定した仕様を無視して施工した場合でも罰則が設けられていません。そのため、利益を優先する業者は、塗料を減らしたり、必要な乾燥時間を守らずに急いで工事を終わらせようとすることがよくあります。このような工事では見た目がきれいでも、問題が表面化しにくいため、お客様にはその欠陥がわからないことが課題です。

外壁塗装や防水工事の費用は業者によって大きく異なるため、「いくつかの見積もりを依頼したが、それぞれの金額や内容がばらばらで困惑している」という方が多く存在します。見積書の内容を曖昧にして手抜き工事を行い、見かけ上の費用を低く見せる業者もいるので、相場よりも極端に安い工事には注意が必要です。